少ない消費電力で利用できるLED照明。ご自宅の照明もメイン照明とまではいかなくても、廊下や洗面、玉切れを機にLEDに交換された方も多いのではないかと思います。明るさ表示はルーメンですが、40w相当など目安の明るさが書いてありますよね。玉切れでLEDに交換された方は思わず電球を直視したりして明るさを確認されたりしたのでは?

うわっ!と、眩しさを感じませんでしたか?と、いうよりむしろ私は光が刺さった!ような感じを覚えました。基本的に照明器具を眺めて過ごすことはないので、部屋が省エネで明るくなって良いのですが、20w相当などの暗めの照明でも”どうにもきつい光”の印象はぬぐえなくなってしまいました。皆さんはそんな風に感じたことはないでしょうか?

yahooのニュースでやっぱり?と思った記事がありました。引用します。
記事を書かれた方のご友人(80歳後半の男性)が高齢者マンションに入居して経験されたことです。

入居後すぐ、館内のLED光源が多く、まぶしすぎることに気づきました。日本工業規格(JIS)では、用途別に標準的な明るさの目安が設定されているのに、無視されているのです。「マンションの照明を明るくしたほうが見栄えがいいという営業的な判断のようだ。明るいほうが室内が豪華に見える。見学にくる入居希望者に対する効果も狙っている」。
明るすぎる照明で体内時計が狂う
体調が思わしくないので、医師の診察を受けてみました。その結果、「光の害、つまり光害が原因の不定愁訴、自律神経失調症のようだ」という診断になりました。明るすぎる照明で体内時計が狂い、身体が夜を朝と勘違いして眠れず、これがストレスとなり、筋肉痛、朝のむかつきを併発し、やる気もそがれるという日常だそうです。個人差があるにせよ、深刻です。

「夕食の時はサングラスをかけてダイニング室に行く。浴室では照明を消し、脱衣場の明かりを頼りにバスにつかる。さらに最近では、自宅外泊を増やして、慣れるのを待つようにするしかない」。

「マンション側は暗くすると、お年寄りの転倒事故が増えるといって明るさを調整してくれない。逆ですよ。まぶしくて転ぶ人のほうが多いのです」。

「老人向けマンションを選ぶ時は、くれぐれも照明をチェックしたほうがよい。自宅を売り払い、高いマンションを購入したため、我慢している人が多いのではないか」。これが結論です。

「新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ」2017年3月31日の記事より

いつか私もお世話になるかもしれない高齢者向け施設。怖~いお話ですね。健康被害はやはり高齢者や乳幼児などの健康弱者から影響を受けていきます。まだまだ先の話、と思われたかもしれませんが、症状が出ないだけで少しづつ蝕まれているかもしれません。特にスマホなどに使われているブルーライトは可視光線の中では波長が最も短く、網膜まで届き、目を傷つけるそうです。LED照明の白色はこのブルーライトと黄色の蛍光体を組み合わせて作るそうですから特に夜間の使用場所には気を付けた方が良さそうですね。

IMG_02393階玄関間引き点灯.jpg

出来るだけ自然光を用いて夜はほんのりした明かりで過ごすのがベストってことです。
自然光を照明として利用するスカイライトチューブ、保育園や老人介護施設での導入が増えています。上の写真は特別養護老人ホームの廊下です。手前の丸型カバーの光は太陽光です。

もっともっと自然光で過ごしたい!という利用者の声が増えれば導入する施設もどんどん増えていくと思います。公共施設では役所や図書館、体育館など。でも、まだまだ少ないです。今後利用者さんの評判が良い、又はそれらを利用する住民の方々が要望をだすことが一番の近道かとおもいます。いつまでも健康で過ごすために。