「インスタ映え」という言葉がひところ流行りましたね。
被写体にもよるかと思いますが、映える写真を撮るときに欠かせないのが光、ライトです。
今ではより自然光に近い人口照明も開発されて、写真や動画を撮るときに利用されている方も多いと思います。
先日、キリム、ラグなどエキゾチックな製品をネット通販している会社のスタジオにスカイライトチューブを設置しました。
その会社の代表が私共のショールームに、自然光の見学にいらした時におっしゃってました。
ネット通販だと、製品の持つ独特の色合いの美しさを写真で表現しなければならず、それには自然光で撮影するのが一番良い。
このようにお考えでしたので、弊社の自然光照明を体感されてすぐに設置を決めていただきました。
スカイライトチューブなら、太陽の光でありながら眩しさがなく明るさが柔らかいのです。
写真のショールームの天井、シーリングライトのように見えているのが自然光照明です。
ところで、皆さんも少なからず経験されていると思いますが・・・
お店で試着したお洋服、外で着てみたらなんか雰囲気が違うと感じたことありませんか?
思っていたカラーと違う。
それもそのはず。
電気照明の明るさは、太陽の波長とは異なる波長の光なのです。
なので、電気照明で見えるものと、太陽の明るさで見るものでは、ずれが生じてしまうのはどうしようもないのです。
キリムやラグのように面積のおおきな製品は特に昼間のお部屋でどのように見えるかの再現性が売れ行きを左右してしまうのかもしれないですね。
今ではちょっと学習すれば画像処理は誰にでもできてしまうかもしれません。
自分で見た色味を再現することもできるかと思います。
でも、もしその自分が見ているモノが電気照明の明るさによるものだったら?
被写体が一番きれいに見えるのは自然光の明るさである事はとても多いです。
特に自然素材はその持ち味が活かされるのはやはり自然由来の明るさだと思います。